こんな記事を見つけました。
関西と関東の雛人形の違いを紹介します。男雛と女雛の位置や三人官女の持ち物など、東西で異なる点がいくつかあるようです。
雛人形の飾り方は、地域や家庭によって様々なので、「関西(関東)だと大体こんな感じなのか」と読み物感覚で楽しんでみてくださいね。
※地域により諸説あることにご留意ください。
「関東と関西のひなまつり」男雛と女雛の位置が逆 まず紹介する関西と関東の雛人形の違いは、男雛と女雛を置く位置です。関西では、向かって右側に男雛、左側に女雛を置くのが一般的。
関東では、向かって左側に男雛、右側に女雛を置く場合が多い傾向にあります。男雛と女雛の置き方が異なるのは、左右のどちらを上位と考えるかが異なるからなのだとか。
日本では古来より、「左方上位」といって、右と左なら、左の方が地位が高いという考え方がありました。
かつて都があった京都をはじめ、関西圏では日本で古くから伝わる「左方上位」の風習が、雛人形の配置にも反映されていると考えられます。
関東で向かって左側に男雛、右側に女雛を置くようになったのは、西洋由来の「右方上位」の考え方を取り入れたという経緯があります。
余談ですが、一番上に飾る男雛と女雛の位置以外は、関西も関東も「左方上位」の伝統が残っているそうです。